東北大震災から3年

14時46分。議会の途中に黙祷が捧げられました。
本会議場では県旗と対に立てられた国旗には黒い喪章がついていました。

3.11後の新潟県は本当にたくさんのことに取り組んできたものと思います。
福島への職員の派遣、福島から避難して来られる方々の受け容れや支援の検討をしたり、わたしたち県民から直接請求された「原発」新潟県民投票条例案に対応し、県議会で審議したり、国(規制委)や東電や柏崎刈羽原発との向き合い方を改めて見直すことをしたり、県のエネルギー開発について多方面にむけて試行を始めたり、原子力防災計画(避難計画等)の修正をしたり。

「県民の生活の安心と安全を守るため」…これを実行する為に、県は日々あらゆることに尽力しています。わたしたち県民も、自らの生活の安心と安全を守るために、柏崎刈羽原発を抱える地方の当事者であること忘れないよう、共に生きて行きたいと思います。

<傍聴のススメ>「連合委員会」の2日目

<傍聴のススメ>「連合委員会」の2日目です。今日は民主党,社民党,無所属の6名の県議さんたちとの間で「一問一答」形式の質疑応答が繰り広げられます。
昨日は、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の問題や、柏崎刈羽原発にある使用済み核燃料の処分問題について触れられました。今日は、それを承けての質問が出されたり、話が深まったりするでしょうか…。

3月11日(火)(連合委員会)
1. 梅谷 守 委員 (上越市・民主党)
2. 高倉 栄 委員 (燕市西蒲原郡・民主党)
3. 長部 登 委員 (長岡市三島郡・社会民主県民連合)
4. 佐藤浩雄 委員 (新発田市北蒲原郡・無所属)
5. 若月 仁 委員 (南魚沼市南魚沼郡・無所属)
6. 佐藤久雄 委員 (佐渡市・無所属)

<朝日新聞記事20140309>関山演習場(妙高市と上越市)で行った『日米共同訓練』を特集

朝日新聞さんが、米軍と自衛隊が関山演習場(妙高市と上越市)で行った『日米共同訓練』を特集。その記事の中で、越智先生が「県民投票」が否決されたことについても触れながら、民意と政治が乖離してゆく問題について切り込んでいます。

『原発問題と「同構造」』新潟情報大の越智敏夫教授
 12日の日程を終えた日米共同訓練について、新潟国際情報大の越智敏夫教授(政治学)に話を聞いた。
 日米共同訓練が抱える問題は、原発の問題と構造的には同じだ。
 2013年1月、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票条例案が県議会で否決された。条例案は6万8千人超の署名を添えて直接請求された。12年10月の朝日新聞の県民世論調査では、72%が県民投票に賛成していた。
 そんな条例案が「原子力政策は国策だから」との理由ではね返された。東京には原発も共同訓練もない。負担を押しつけられるのは、いつも地方だ。
 沖縄では新たに米軍施設建設に反対すね住民が座り込みを続けているが、建設は着実に進んでいる。住民がNOと言っても、政府が決めたことは実行される。
 市民が決定できない領域が増えていく。選挙で選ばれた政治家たちず決めたことが、民意の反映とは言い切れない現実がある。
 東日本大震災以前、原発政策に反対する人は今ほど多くなかった。ヘリが住宅に墜落してからでは遅い。私たち一人ひとりが、訓練を身近な問題として、真剣に考えるべきだ。

放射性廃棄物の最終処分について知事が言及

今日(3月10日)の県議会「連合委員会」で、民主党の大渕健県議が「高レベル放射性廃棄物の最終処分場の問題」について、政府の方針なども含めて、知事にいくつか質問をしました。知事はその答弁の中で「使用済みの核燃料は柏崎刈羽原発の燃料プールに保管されている。福島第一原発での事故でも分かる通り、このまま発電所に置くのは危険。このようなリスクを負ってきた経緯があるのに、この上(新潟県が)最終処分場になることは不適」との旨、発言しました。
また「高レベル放射性廃棄物の問題は、既に現実に存在し、避けて通れない問題。原子力政策は国策・民営で進められてきた。まず、国が国の責任に於いて説得力のある案を提示し、丁寧な説明が尽くされるところから…。国から地方への押し付けになることはあってはならない」とも。真っ当な発言です。

余談ですが、こういう知事の発言を、もっとたくさんの県民のみなさんと直接聞けたらいいのになぁと思ったりします…。
そういえば、近頃、泉田知事の「ファンクラブ」がFacebookの中にできたようですね(^_^)
県議会は平日なのでみなさんお忙しいとは思いますが、県議会の傍聴もぜひ!!

傍聴のススメ*ひとくちメモ

「一般質問」でも「連合委員会」でも、県議さんたちが質問しますが、そのポイントのひとつは「より意義のある答弁を引き出すことができるか」ということにもあるように思います。

議会での審議は、単純に、質問を承けてそれに答えるということではなく、答弁の内容によっては県の今後の方針に影響したり、施策にダイレクトに反映されることになったりします。

県政を大きく動かすような、知事の答弁を引き出す「質問」が今日は聞かれるでしょうか (^_^)?

<傍聴のススメ> 今日と明日は「連合委員会」

<傍聴のススメ> 今日と明日は「連合委員会」ですよ〜。

こないだまでが「一般質問」。どちらも県議さんが質問に立ち、知事や部局長から答弁をもらうのですが、違うのは「通告なし」= シナリオが無いということ。(ほんとはちょぴっとあるかも??) 一問一答形式で、予め答えが用意してあるわけではないのでLIVE感にちょっとドキドキします。
より意義のある答弁を県から引き出すことができるか…質問者である委員(県議さん)たちの手腕が発揮される舞台となります☆ (…今日はお二方のみです。)

3月10日(月)(連合委員会)10時から
1. 村松二郎 委員 (十日町市中魚沼郡・自由民主党)
2. 大渕 健 委員 (新潟市西区・民主党)

3月のオススメ映画その2 @長岡市/3月15日(土)『東電テレビ会議 49時間の記録』

3月のオススメ映画その1 @柏崎市/3月9日(日)

島根県の直接請求<島根県エネルギー基本条例案11日に採決>

<傍聴のススメ> 今日は「一般質問」の3日目

今日、質問に立たれる県議さんはみなさん無所属の県議さんです。
今回の2月定例会では、知事が答弁の中で「具体的な実績を出した上で、国に提案をしていきたい」「国に求めたい」というような言葉がいつもよりも多く訊かれる気がします。主に少子化対策や子育て支援、農業問題、雪害対応などに関してですが、原発問題でも国(規制委)に多くの提言をしているのは周知の通りです。ただ、国からはまったく真摯な対応が為されないまま、柏崎刈羽原発の断層調査などがじわじわと進められています。

3月6日(木)(一般質問)
1. 青木太一郎 議員(新潟市西区・無所属)
1 教育問題について
2 エネルギー対策について
3 TPPと農業対策について
4 人口問題対策会議について
5 消費税増税に伴う対策について
6 累犯障害者対策について
7 県の津波浸水想定について

2. 松川キヌヨ 議員(長岡市三島郡・無所属)
1 医療・福祉問題について
2 男女共同参画社会の実現について
3 原子力防災について
4 スポーツの振興について

3.米山 昇 議員(新潟市西蒲区・無所属)
1 ドバイへの県産品輸出について
2 新年度予算について
3 農業問題について
4 エネルギー対策について
5 医療福祉政策について
6 人口問題について
7 新潟州構想について

4. 片野 猛 議員(村上市岩船郡・無所属)
1 スポーツ施設の設備について
2 県北地域の振興について
3 日本海横断パイプライン構想について
4 財政運営計画について
5 キャリア教育について
6 災害時身元確認の歯科的個人識別について
7 特殊詐欺について

5. 横尾幸秀 議員(妙高市・無所属)
1 知事の政治姿勢について
2 北陸新幹線開業と交通問題について
3 教育問題について
4 県民歌について

6. 小島義徳 議員(五泉市東蒲原郡・無所属)
1 経済・産業問題について
2 人口問題について
3 医療問題について
4 福祉問題について
5 環境・エネルギー問題について

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